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20年ぶりに蔵を復活した純米吟醸です。

杜氏の「小松潤平」氏の目標のお酒はずばり「食中酒」です。お酒ではなく料理と一緒に飲める酒！
料理の味を引き出すお酒です。


お酒とは本来料理と一緒に飲むものなんですよね！

バランスの良い、純米吟醸です。香りはやや少ないですが、これは料理の邪魔にならないようにとの事です。

辛口なのですが、酸味があるので味に奥行きのあるお酒です。

杜氏のこだわりに火入れ殺菌方法にも表れています。・

通常「火入れ」はお酒を搾って貯蔵するときと、瓶詰めをするときの2回行います。蛇管という管やパネルヒーターを使って60℃〜65℃まで加熱するのが一般的な方法です。

小松酒造では「瓶燗火入れ」という方法を採用しました。瓶詰めしたお酒をそのままお湯の中につける方法です。

「瓶燗火入れ」はお酒の香りや風味成分の散逸を最小限にとどめられ、火入れ後すぐに冷却できるので酒質を若く保つことができます。

大変手間がかかりますが、潤平杜氏のお酒のこだわりです。